平凡と非凡の境目(2002年11月12日)

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しかし一方、リアリティTV番組が、現実の世界と想像の世界、平凡さと非凡さの境目がなくなってきており、現在の危険な社会を反映しているようにも思える。同時多発テロや連続狙撃事件など、TVドラマや映画の中の世界であって欲しいことが現実に起こってしまっている。人々は、現実の世界の中で目を覚まさなければならない。どれが現実に起こって欲しいことで、どれが起こって欲しくないことか、または起こしてはいけないことかを自覚しなければならない。 リアリティTV番組を見て、他人の痛みを自分の痛みと感じる思いやりを育てて欲しい。他人の幸せを自分の幸せのように感じて欲しい。リアリティTV番組が社会にとって、人々にとって幸せな効果を生むことに期待したい。 (庸子)
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