存在の消失

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   それでも、私はキミを忘れることができなかった。 キミの姿は見えなくても、はっきりと覚えていた。 忘れてしまった方がよかったのかもしれない。 友達や、キミの家族がキミのことを忘れて、楽しく過ごしているのを見るのは、とてもつらい。 覚えているだけなら、何の役にも立たない。
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