存在の消失

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  でも、キミのことを忘れられるはずがなかった。 この世界に存在していた頃、キミは言った。 たとえ、世界中の誰もが君を裏切っても、ボクは君のために戦い続ける、と。 そのときは冗談めかして笑ったけど、とってもうれしかった。 一緒に笑ってくれたキミは、もういない。
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