存在の消失

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  キミの消失は、割とあっさりとしていた。 いつの間にかキミがいなくて、それなのに誰もキミのことを気にしたりはしない。 写真からも、消失していた。 私は泣いた。 私の中の水が干上がってしまうのかと思ったくらいに。
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