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『ただいまー』 「おかえり、アリス」 「おかえりなさい、アリス」 マーチとホワイトが出迎えてくれた この二人は俺に嘘はつかない 『本を運ぶから手伝って』 「丘の学校か?」 『うん、そうだよ』 「では、カフェを閉めてきますね?」 ホワイトは足早にカフェへと向かった 「あいつが来る前に準備しとくか」 『そうだな』 そのあとホワイトが戻ってきてから3人で本を運び 家に戻ってきてからいつもと同じように時間を過ごした 『くだらない一日だった』 いつになったら灰色の生活から脱け出せるのだろう
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