゚* 第1章 *゚

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そして今日は、待ちにまった入学式。 着なれない制服に袖を通すと、私にこれからの高校生活への期待と不安降り注いだ。 .─友達はできるのか─. .─上手くやっていけるのか─. そんなことを考えていると、下からお母さんの声がした。 「美羽??入学式早々遅刻なんかやめてよね??早く朝ごはん食べちゃいなさい!!」 「はぁい」 そんなことばかり考えちゃダメだ、と自分に言い聞かせ、私は家族の元へ降りていった。
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