゚* 第1章 *゚

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「廊下の真ん中で。」 「ふぇ???」 振り返ると、そこには1人の男子がたっていた。 「だから、なにしてるんだって。」 「いや、あの…迷ってしまって…体育館ってどこですか…??」 私は、おずおずと聞いてみた。 「迷子か??俺も今から体育館に行くから連れてってやるよ。」 「ありがとう!!」 神様は、私を見捨てなかった!!! ありがとう、神様!! 私は心の中で神様に感謝した。 「ぷ。お前なにいってんの??神様とか…ふふっ」 「え??」 え、なにこの人読心術使えんの?? エスパータイプ?? 「全部声に出てるから。」 「!!??////」 私は口を手で覆った。 「ふっ、おもしろい奴。ほら、着いたぜ。」 いつの間にか、体育館の入口に着いていた。 もうそこには、新入生がたくさん集まっていた。
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