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大学で講義を受け、ゲーセンでバイトして家に帰る。
大学はやけに人が多くて疲れる。
ゲーセンは、客に愛想を振り撒き、うるさくて疲れる。
普通の人なら、いや、この間までの生活をしていれば、家に帰って、部屋に入れば一人になれた。
「ただいま。」
家に入れば、台所から音がする。
母さんが夕飯を作っているのだろう。
階段を上がって、いつものように部屋の扉を開いた。
「きゃっ。」
「ごめんっ。」
勢い良く扉を閉じた。
もう、やめてくれよ。
限界だ。こんな生活。
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