205人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日、
私は毎朝あるメイドたちの朝礼にいつも通りに出ていた
「清水」
「?はい、なんでしょうか?」
朝礼が終わると、管理人である林に呼ばれた。
「すまないんだが、今日から清水は橘様の専属メイドに移動になった」
え・・・・・?
「え?あ、あの・・・・・、それは翔様のメイドじゃなくなるってことですか?」
「そうだ」
・・・・・う、そ
「・・・・・っ、わかりました」
ここで嫌だと言ってしまえば、林は私を退職させるだろう
そうすれば、翔様に会う機会がもうなくなってしまう
言いたい言葉を喉の奥にとどめた。
最初のコメントを投稿しよう!