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~部室~
キョン「うぃーす。お、もうみんな来てたか」
古泉「どうも」
長門「……」
ハルヒ「キョン、あんたどこ行ってたのよ?」
キョン「どこって、ゴミ捨てだよ。またお前がゴミ袋を置いてただろう?」
ハルヒ「ゴミ袋? あたしそんなの知らないわよ」
キョン「はいはい。ドッキリはもういいって。あれ?」
ハルヒ「今度は何よ?」
キョン「朝比奈さんはまだ来てないのか。今日も遅れてるのか?」
ハルヒ「はあ? 朝比奈さんって誰よ?」
キョン「はぁ、またドッキリか。もういいっての」
ハルヒ「だから何のことよ?」
キョン「はいはい。どうせ昨日と同じで少し遅れてるだけなんだろ」
ハルヒ「こら、話を聞きなさい!」
キョン「よいしょっと。古泉、今日は将棋か? オセロか?」
古泉「……」
キョン「何だよ?」
古泉「あの……僕も朝比奈さんという方には心当たりがないのですが」
キョン「お前も律儀だな。そこまでハルヒの言うことに従わなくてもいいだろうに」
古泉「いえ、僕は本当に……」
ハルヒ「はぁ。まぁいいわ。キョンが変なことを言い出すなんて、今に始まったことじゃないしね」
キョン「お前が言うな」
長門「……」
~夕方~
ハルヒ「今日はここまで。みんな、じゃーね」
キョン「……結局、朝比奈さん来なかったな。何かあったのか?」
古泉「ですから……その朝比奈さんとは誰なのですか?」
キョン「まだ言うか。ハルヒはもう帰ったんだから、もういいだろう」
古泉「どうも話が噛みあいませんね」
キョン「こっちのセリフだ。同じSOS団の仲間のことをそんなふうに言うんじゃねえよ」
古泉「SOS団の仲間? はて」
キョン「何だよ?」
古泉「SOS団は涼宮さんとあなた、それに長門さんと僕の4人のはずですが?」
キョン「…………もういい。気分悪い。帰る」スタスタ
古泉「あ……」
キョン(たく、いつまでドッキリを続ける気なんだか。しかし、何で朝比奈さんは来なかったんだ?)
キョン(ま、以前ハルヒにセクハラされた時も来なかった時があったしな。そんなこともあるだろう)
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