始まりは丸

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「永久ちゃん、」 1人の女の子が話しかける。 「ん?どしたの?」 微笑みながらそう答える彼女は 息を飲むほど 大人で、きれいで。 皆を振り向かせる。 近付きたい。 彼女の心を知りたい。 そう思わせる。 「あのね、仲良くなりたいの、 アドレス教えて欲しいな。」 触れてはいけないと わかっても尚、 触れたいと思う光を放つ。 「ごめんね、私メールは苦手だから」 そう言われるのが分かっていても。 、
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