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「ダメ…」
頭を後ろに引く和也。
「ダメじゃない」
後頭部に手を沿わせ唇を合わせ、暫く会えなかった分ずっと唇を合わせた。
「はぁっ…、じん！長い！」
息が持たなかったのか唇を離して辛そうに俺に告げる。
「だって久々だったし。早くヤりたい」
「馬鹿！そう簡単にヤらせねーよ！」
「えっ…嘘だろっ？」
「えっ、じゃねーよ、それしかねぇのかよお前は」
「うん、好きなら当然でしょ？」
「……、優しくしろよな…」
超可愛いんすけど…。
「ってことで…」
相手の服に手を忍び込ませれば思い切り頭を叩かれた。
「どこで盛ってんだよ！ぜってーヤらせねー。今決めた」
「やだやだ、とりあえず俺んちいく。」
じゃれながら、昔のことを思い出して幸せな気分のまま俺の家へ向かった。
かず、待っててくれてありがとな。
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