A×K

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誰と居るの? 同棲してんの? どこまでの関係? 色々頭中に疑問が浮かび上がり大きく息を吐いて紛らわせようとすれば、前方に少し痩せた和也がいた。 俺はハザードをつけて路肩に車を寄せて相手の前で車を止めた。 なにも言わず車に乗り込んできたあいつを見つめる。 「用件は?」 俺の方を見る和也。2年ぶりにこいつが目の前にいて今すぐ抱きしめたい。 けど…、確かめねぇと…。 「今、幸せ?Pから聞いたよ。」 余裕を見せつけるかの様に上手く笑えてねぇかもしんねぇけど軽く微笑みながら告げる。 「お前に関係ねぇだろ。用件ってそれ?帰っていい?」 そう言って車のロックを解除する相手の腕を無意識に掴んで引き止める。 返したくない、他の奴に触れられたくない。 頭ん中では認めてるはずだった。 上手くさよならなんか言えねぇ…
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