旅の章(終章)

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「おや」 「…えぇぇ……??」 「「「はぁ????????」」」 それぞれの反応に、凌と結は顔を見合わせて、 してやったりと微笑む。 兎の腕の中で、渦中の雛が楽しそうに笑い声をあげた。 結局、帰還早々に振り回される。 人知れず崩れ落ちた緋成に、凌と結以外の、憐れみ視線が向けられた。 (終)
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