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にこっと微笑む紫に
呆れた顔の霊夢
「私が満足するまで付き合ってほしいものね。」
「…仕方ないからとことん付き合ってあげるわよ。」
その言葉を聞いて嬉しそうに微笑む紫。
「それじゃ、はじめましょう?」
指先で空間をなぞると両端をリボンで飾り付けられたスキマができる。
「この子はどんな成長を見せてくれるのかしら。少なくとも私達の娯楽にはなってくれるといいわよね。」
「結局目的はそうなるのね。」
紫はスキマに微笑みながら言う。
「変わりたいなら、変わってみたらいいじゃない。」
開かれたスキマから
叫び声と共に少年が落ちてくる。
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