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ジリリリリリリ…
カシャ…
叶多「もう朝か…昨晩は2時に帰ってきたから、高校生にとってはキツいな…」
そう言うと、背伸びをし、カーテンを開ける…
叶多「今日は七夕か…天の川が綺麗に見えるな…」
などと言っているが、深宙叶多は星に関しては無知である…
しかし、天体観測が好きで、昨晩も天体観測をしてきたところである…
制服に着替えると、すぐに階段を降り、リビングへ…
そして、テーブルの上にある少し焦げたトーストを手に取り、それを口に運ぶ…
叶多母「叶多!! 昨晩、また遅くまで外に出てたでしょ?」
叶多「いいじゃん!! 星は真夜中が最も輝くんだから…」
叶多母「なにが輝くよ!! そんなに好きなら星について勉強して、研究所にでも入る努力でもしたら? やりたい事決まってないんでしょ?」
叶多「職業にするほどじゃないし…」
叶多母「そんな事言う癖に、天体観測が好きってわからない…」
叶多「別にいいだろ…」
そう言うと叶多はトーストを加えたまま、家を出た…
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