5人が本棚に入れています
本棚に追加
そして現在。
「・・・・いいか、冷静になろう。というかなってくれ。」
「その、ぇと、う・・・・・無理です。」
彼女が、変わっていた。色んな意味で。
「お互い冷静になったほうがいいぞ!そうに決まってるさ!だから、その、そ、その消化器から手を離してくれぇええええええ!」
なぜ俺が彼女にむかって、消化器だの何だのと叫んでいるかというと、
彼女が「変わって」しまったのだ。
こうなると、彼女は母親だろうが俺だろうが友達だろうが、トンボ並に視力や思考を失って我を忘れてしま―――ぅあ、あいつ消化器投げやがったぞオイ!!!!!?
「だ、か、ら!誤解だって!浮気じゃないから!落ちつい――ぅおおおお!?」
「その、何でもないっていうわりに、」
話しながら、俺の彼女は近くにあった花瓶を抱え上げる。
怪力だなオイ!!
「その、女子生徒に、押し、押し、かかるなんて、、、」
「だから!転んだだけだって!い、いや、やめろそれはマジd痛ごぶぉあ」
綺麗な花瓶が俺に華麗なるヒットを与える。
あ、鼻の骨痛dg@ry
最初のコメントを投稿しよう!