初めての恋が終わるとき

～*あなたへの贈り物*～

キミとあんな風になりたくて、初めて作った手編みのマフラー。

…まだ出来上がってないけど。

未『明日休みだし、徹夜して作ってみるかな。』

こうして私は次の日の朝まで、マフラーを編み続けた結果…

未『や…やったああ!!』
ちょっと長く作りすぎちゃったかな…。

ﾌﾟﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙ
突然ケータイに電話が…
ﾋﾟｯ
未『あ、海翔だ。もしもし?』

海｢あ、未来か～?今からゲーセン行かねぇか?｣

未『う、うん。いいよ。…うん、わかったー、じゃあね～』ﾋﾟｯ

マフラーを渡せるいいチャンスかも。
私は着替えて海翔の家へと向かった。