私、ILOVEポテチ

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白米を食べるスピードは止まるはずがない。 しかし、口がいっぱいに成ったので 一度箸を止めて、TVのリモコンに手を伸ばし 4番を押した。 「今週は晴れ間が続きますので、洗濯物は乾きやすいですね。」 と、指をさしながら説明する オレンジワンピースの、毛先クルクル女性。 「今日も、あなたにとって幸せな1日でありますように。」 せーの!!!! 「「「「「「「「「ZIP!」」」」」」」」」」 そして、8時を知らせるテリー伊藤さんが写った。 私はいつもZIP!とポーズをする。 何故か、ズームインが終わってから毎日やっているような気がしている。 EXILEのMAKIDAIさんや TOKIOの山口さん。 朝からお疲れ様です。 ZIPファミリーのモデルの子。 いつも朝早いのに、メイクバッチリって、ある意味すごい! と、関心しながら見ている。 って言うか、もこみちさんの料理のリクエスト送ってみようかな? 「ダイエットしている妹を、太らせる…」 駄目だ。唯に怒られてしまう。 気付けば唯は、テーブルを離れてソファーに座っている。 私に似て少し猫背だ。 あ、もう8時5分。 やばいやばい、学校行かなきゃ 私は、歯磨きをして 唯に呼びかけた。 朋花「唯?時間だし、行くよー?」 すると、 唯「あ、はーい!」 と、リュックサックを背負って お弁当か何かをいれたピンクの袋を持っていた。 それは、この前、 non-noの雑誌付録。 INGEの巾着バッグだった。 私達は家を出て、歩道に出た。 天気予報は当たっている。 真夏日のように熱い。 私にとったら、地獄のようだ。 でも、学校から近い距離に家があるから大丈夫! そう言い、私達は別々の学校に向かった。
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