21人が本棚に入れています
本棚に追加
ーーー
ーー
ー
誰かがいるが… よく見えない…
なんとなくだがこちらを見ているのがわかる。
だが少し時間がたつと、少しずつ近づいてくるのが分かった。
残り十メートルくらいになると誰かが止まった。
誰かの顔らヘんには黒い霧がかかっていて、顔が見えない。
「顔が見えないってのは結構、恐怖がわくな。」
誰かは相変わらず無言だ。
「お前は誰だ?」
俺は誰かに問い掛けてみるが、反応がないが、少したつと誰かは喋り始めた。
「ワレ……エ…モウ……ナイ…」
駄目だ、何を言っているかよく分からない。
「何だ?もう一度言ってく クラッ
ウッ」
急に目眩、頭痛がしてきた。
「モウ、ジカンダ マタアオウ」
「ま、待てぇっ ウッ」
俺の意識はそこで途切れた。
最初のコメントを投稿しよう!