1:Abnormality

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立派な構えの扉はまるで境界のように目に映る。 さすがに生徒達もいない。 静まり返った殺風景な桜の木。 春の生温い風に悪寒を覚える。 聳える校舎の時刻は、もう10分前。 再び急ぎ足で駆けて、職員室へ直行した。
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