🌙魁童と瓜二つな双子の鬼の物語🌙

出遭い

月讀:『せめて術が分かれば。こちらも立ち打つ術を考えられるのですが…。』

月讀さんは苦戦していた。

月讀がため息を付いた。

薬を調合しようと思い台所へ訪れた。

ある物に気付いた。台所の戸棚から何かがはみ出していた―。

月讀:『また久遠が悪戯でもしたのでしょうね。』ヤレヤレといった様子で戸棚を開ける月讀。

月讀:『――これは!!』とある物を見つけられてしまった。

手に取って見ると羽織り物だった。　しばらく眺めていると『―❗❗これは・・鬼のおーらが宿っている…！何故こんな処に。・・〇〇さん・・？』

月讀さんに隠しておいた影魁童の羽織り物が バレてしまった。

月讀は〇〇の気持ちとは裏腹にとある企みに乗り込んでいった。