🌙魁童と瓜二つな双子の鬼の物語🌙

今宵は風の強い満月の夜✨ 数刻前にはきらびやかな三日月が天に輝いていた✨ 今宵は月食。月は青み掛かった淡い光りをはなち幻想的だった。　月が食われるか、日が食うのか。果たして影魁童★が食われるか― 魁童💡が食われるのか―。２人の鬼💡★は暗闇に姿を表した。月灯りに２人の金色の髪が風に揺らいで照らされていた✨✨✨ 魁童💡:『やっとみつけたぜ。』怒りのまなざしで影を睨んだ。木の枝に寄り掛かって眠っていた影魁童★が金色の鬼に気が付いた。影魁童:『ふっ!』不敵な笑みを浮かべて睨みつけた。あの日、影魁童が生まれた夜★★★ 影魁童★は弱っていても、魁童💡が崖から落ちた位じゃ消えない事を知っていてわざと落とした。すぐにヤッたんじゃ面白くないから。ゆっくりじんわりと痛めつけてヤるのが面白いから。邪心を強く持つ鬼の定め。魁童:『おいっ！降りて来い！！降りてこねぇなら木ごとてめぇをぶった斬るぜっ！』

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