1765人が本棚に入れています
本棚に追加
「ほら、鍵。平凡がこれで、ちっせぇ奴がこれ、んでもう1人がこれな。」
寮長は俺ら1人1人に鍵を渡していく。王道通り、カードキーだ。それはいいのだが、何故俺だけカードの色が違うんだww
平凡て言われたのはスルーだ。俺のスルースキルなめんなよwww
「あと、平凡。お前は特待生だろ?だから1人部屋らしい」
あぁ、そういえばそうだったなw
忘れてたわ。特待生は生徒会には負けるが、いろいろと優遇されている。と、叔父さんが言ってた
目的の鍵を貰い、寮長に用がなくなった俺は早々に帰ることにした
「そうですか。説明、ありがとうございました。優、大樹、行きましょう?」
俺が特待生と言うことに少し驚いたみたいだが、2人は何も聞かずについてくる。
それぞれ寮長に挨拶し、去っていった3人…いや、澪を寮長がニヒルな笑みを浮かべながら見ていたことを、澪は知る由もなかった
.
最初のコメントを投稿しよう!