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side 流星
銀の髪に触れていた白い手をそっと離して
朔夜は再び窓の外に視線を向けた。
・・・それにしても
流「どうしてそんな事を聞くのですか?」
―――――まるで流星の正体を知っているかの様な問に、
僅かだが驚いた。
・・・しばらくして、
夜空に散った無数の星を
どこか懐かしげに見ていた朔夜に
朔「・・・人とそうじゃないモノの気配の違いを教えてくれた人がいた。
・・・少なくともあなたから人の気配は感じない。」
―――――あなは何者ですか?
と、そう再度問われ、
私はゆっくりと微笑んだ。
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