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「Demain, a quelle heure tu viens? oui」
<何時ごろ来ますか?>
一条が勢い良く休憩室のドアを開き、ズカズカと入ってきたかと思うと、椅子に座った。
そして、肩と頬に携帯を挟みながら、メモを取っている。
「あ……」
奈央はついその姿に見とれてしまっていた自分に気づいて、すぐに視線をずらした。
視線をずらしたはずなのに、心拍数だけはなぜか上がっていく。
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