夏の風物詩と言ったら、流しそうめんだろ

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怜「こののこぎりも大分古いからなぁ。そろそろ変え時かな。」 俺がそう思い、のこぎりを眺めていると、今度は苺と若葉と琉那がやってきた。 若葉「………どうしたの?…………怜、難しい顔……して。」 怜「のこぎりが錆びててさぁ。なかなか竹が切れないんだよ。」 すると若葉が無言でのこぎりを持って、のこぎりを眺め始めた。 そして、若葉は何かを悟ったように、口を開いた。 若葉「………これなら………大丈夫………。」 と言ったかと思うと、次の瞬間………… 「スパーン!!!」 竹が綺麗に真っ二つになっていた。 桜「若葉にこんな特技があったなんて………。」 苺「なんだ!?今の神業は!?」 聖「目にも留まらなかったぞ!?」 琉那「若葉って人間なの?」 若葉「………んゆ……?」 桜・聖・苺・琉那・怜 (か、かわいい~!) 首を傾けての上目遣いが発動。 久しぶりだから、皆耐性がなくなっていたようだ。 柊「どうしたんですか?」 昴「竹が切れてますね。」 何も知らない柊と昴さんがやってきた。 若葉「……わからない………。」 柊・昴「??」
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