夏の風物詩と言ったら、流しそうめんだろ

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とまぁ、いろいろあったが、流しそうめんの準備も終わり、俺達は流しそうめんに舌鼓をうった。 夏の夕暮れに、家の庭で流しそうめんって言うのも、なかなか風流でいいなぁと思った。 怜「そういえば、誰か忘れてる気がするんだけどなぁ。誰だろう?」 苺「今になっても思い出せないんなら、たいした人じゃないんじゃねぇか?」 まぁ、苺もそう言ってることだし、いいか。 そうめんを食べた後は、若葉と苺と琉那が買ってきたスイカを食べ、花火をした。 若葉「………綺麗………。」 怜「そうだな。」 俺と若葉が和んでいると、聖が何やらゴソゴソとしている。 聖「ネズミ花火に火着けるぜ!!」 聖はチャッカマンでネズミ花火に火を着けたのだが…………。 桜「聖?それさぁ、向き逆だから、聖に向かって飛んで来るわよ?」 聖「え?」 桜が言った時には、時既遅し。 ネズミ花火は勢い良く聖に突っ込んだ。 「パァァァアん!!」 聖「ぎゃーっっっ!!」 昴「黙祷!」 怜「つかネズミ花火逆にして火着けるって………。」 桜「彼女として恥ずかしいわ。」 聖は真っ黒になって、気絶していた。
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