いざ!大阪へ!!

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遊だと気づいたのだが、今になって家に入れると後が怖いので、このまま居留守を突き通すことにしたのだが……………。 「ガチャ!」 遊「なんや♪開いとるやん♪♪」 そりゃあねぇ。 俺も若葉も家の中にいるんだから、鍵かけてるわけないよねぇ~。 遊「れぇ~い♪わぁかばぁ~♪……………覚悟は出来とるよね♪」 俺と若葉の前に、阿修羅が現れた。 怜「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」 若葉「………わぁぁぁ~!?!?!?」 この日のことを近所の方々に尋ねると、誰もが口を揃えて、こう言った。 「あそこのお宅で事件でもあったんじゃないかしら?」 断末魔の悲鳴が響いた訳だ。 遊「さぁてと♪とりあえず、本題に入るで♪」 怜・若葉「……………。」 明るい遊とは対照的に、俺と若葉は未だに、この世の終わりみたいな顔をしていた。 遊「単刀直入に言うで?これから皆で大阪行くで♪」 怜・若葉「………マジで!?」
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