31人が本棚に入れています
本棚に追加
遊だと気づいたのだが、今になって家に入れると後が怖いので、このまま居留守を突き通すことにしたのだが……………。
「ガチャ!」
遊「なんや♪開いとるやん♪♪」
そりゃあねぇ。
俺も若葉も家の中にいるんだから、鍵かけてるわけないよねぇ~。
遊「れぇ~い♪わぁかばぁ~♪……………覚悟は出来とるよね♪」
俺と若葉の前に、阿修羅が現れた。
怜「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?」
若葉「………わぁぁぁ~!?!?!?」
この日のことを近所の方々に尋ねると、誰もが口を揃えて、こう言った。
「あそこのお宅で事件でもあったんじゃないかしら?」
断末魔の悲鳴が響いた訳だ。
遊「さぁてと♪とりあえず、本題に入るで♪」
怜・若葉「……………。」
明るい遊とは対照的に、俺と若葉は未だに、この世の終わりみたいな顔をしていた。
遊「単刀直入に言うで?これから皆で大阪行くで♪」
怜・若葉「………マジで!?」
最初のコメントを投稿しよう!