夏の風物詩と言ったら、流しそうめんだろ

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というわけで、俺はスーパーでそうめんを買い、途中で偶然会った燿を拉致して、帰宅した。 なぜ燿を拉致したかと言うと…………。 燿「怜、おまえは俺に一体何をさせようと思って、俺を拉致ったんだ?」 怜「ん?流しそうめんの竹役?」 燿「俺が疑問で問いかけてんのに疑問で返すな!」 現在、俺の家にて竹役こと栗山燿にこれからの流れを説明している。 一通り説明が終わると、燿が騒ぎ出した。 燿「ちょい待て。おまえは、俺のどこをそうめん流すつもりだ?そうめん流したところで、地面に落ちて、無駄になって終わるぞ?」 燿の言うことも一利あるわけだ。 怜「燿を竹にする案はボツか…………チッ。帰っていいよ?竹になれない奴に用ないから。」 燿「俺の扱い酷くない!?今作品!」 怜「知るか。」 ブーブー言っている燿を強制送還した。 怜「さて……竹をどうするか…………。柊に頼んでみるか。」 俺は再び、携帯を取り出し、今度は柊に電話した。 何度かコール音がなった後に柊の世話人が電話に出た。 怜「すみません。柊の友人なんですが、柊はいますか?」 世話人「少々お待ち下さい。」
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