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「今でも会ってるなんて……嘘をついてまで」
「嫌われると思ったの…。貴方に嫌われたくなかった!!」
「黙ってくれ!!」
そっとドアを開けてみると、父も母も涙を流していた。
両親が悲しそうに泣いてる顔なんて見たことなかった僕は涙を流している両親を見て涙が出た。
「おかあさん、おとうさん…。喧嘩しないでよぉ…!」
すると、僕がいることに気付いた父は、涙を拭いて笑顔になった。
「あ、ああ、ごめんな?自分の部屋で遊んでおいで。あとで遊んであげるから」
その言葉に喜んだ僕は泣き止み、自分の部屋に戻った。
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