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「ん~ん゙ん゙ん~!」
そう言うと、男性の一人が、ハンカチを取った。
「ミキちゃん。どうしたの?」「どうしたのじゃない!何してんの!?かばんかえしてよ!!ってか、私に何すんのよ!!」
そう、全力で言った。
すると、男性が、気持ち悪い笑顔を向けた。
「これから、ミキちゃんに何すると思う?」
そう言って、私の手を上にして、動けないようにした。
こ、これは、本格的にやばい…
どうにかしなきゃ…でもどうしよう…あ
「た、助けて!!誰かっ!!誰か助けて下さい!!」
全力で叫んだ。でも、男性達からは、余裕の笑顔というか…むしろ笑われていた。
「ミキちゃん。きずいてほしいなぁ、この車両に人が一人もいないんだよ?」
「んなっ!んな事は分かってんのよ!!」
そういうと、もっと笑い始めた。
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