1、最強勇者

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―王都ニブンヘイム公道― 「おなか空きました、ミレイさん、何か買ってきてください」 城から出て冒険初めようと旅立とうとした20mこの少女は、疲れた顔でいった…… これが伝説の勇者の血筋の女の子?なの? 護衛として来た眠そうな彼女に呆れながら彼女に、見習い騎士の私ミレイ・アルカディアが呼ばれたのは、偶然なのか?いやそうではない他の魔法騎士達は、彼女を勇者じゃないと認めずや私におしつけたのだ 「旅人の服にヒノキの棒、こんぼう数個?に銅貨50枚なめてるんですか?あのバカキング殺していいの……あ、殺しちゃ駄目ですね、目の前のかあさまに半殺しされます。」 顔を見た方を見ると『魔雷槌トールハンマー』片手でにこやかに笑う勇者の母親ミーナ様がいた。 彼女こそ大理石の柱で魔王を滅多うちにした勇者の仲間の元僧侶様だ 「アンナ…人一杯いる公道のど真ん中でなにやっているのかしら?」 今にも振りそうなゴツい魔槌を肩にトントンとしながら買い物袋を持った主婦の姿があった。 誰から見てもどうみても不自然である。 「おなか空いたんです、王様、ヒノキの棒とこんぼうとこんな服しかくれなかったんですよ……モグモグ」 王に貰ったものを地面においていつの間にかとりの丸焼きをたべていた。 「確かに旅にでるにしては、弱い武器ね……あいつには、いい武器渡せっていったはずなのに」 王をあいつ呼ばわり普通反逆罪や色々つくのだが、門にいる兵士は、見ない振り それだけ彼女が怖いのだ、一部のものしか知られていないが王様とは、夫婦で王宮に住むのを嫌がり普通の主婦をしている。 ということは、いつの間にか買ってきた鳥の丸焼きを頬張るアンナ様は、王女様である。 彼女は、知らないと思うが…… 「ですがじょ……いやあの装備選んだの勇者様なもので今になっては仕方ないんですよ。」 凍り付かせるほどの鋭い視線を言おうとした私に浴びせる。
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