3、白神龍姫クラウ・ソナス

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☆ リア姉さんは、私と同じく母さんやお爺とはちがつながっておらず生前の婆さんが卵を聖山グラムの奥深くから見つけ、クラウやあいつと一番年下の妹として育てられた。 でも人間年齢20歳は、いっていて私がこの家に来てからあいつの妹と遊び相手になってくれた。 若き勇者の現国王とどSな権力者の現女王のミーナ様とあいつと双子の龍姫共に魔王退治に言ったときに見事に打ち倒した、ただ勇者パーティの神杖アテナオブハーツの持ち主で白龍族きっすの魔法使い…… 大好きなあの人が、崩れていく城の中ミーナ様達を脱出するために全魔力を持って崩れた城の中で外に杖をミーナ様に託し転移させた…… 『さよならまたね、できれば生きてかあさま、おじいさま、リア、ミレイにできればもう一度会いたかったよ……あなた達の笑顔もう一度見たかった……』 と家にいるときおじじの鍛冶を見ていたとき、涙混じりの声が聞こえた久々のあの人の言葉……母さんやおじじがしんみりした顔になっていた。 幼なかった私は、久しぶりのお姉ちゃんの声にはしゃいでいた。 そしてなぜか涙止まらなくてお姉ちゃんがいなくなったと気づいたときにはあいつの隣にあの人はいなかった。 傷ついて今にも倒れそう彼らに当たることなんて私にはできなくて、見えない所で泣いていたときにずっとそばでリア姉さんは、自分も悲しいはずなのに泣きやむまでそばいてくれた。
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