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リア姉さんには、困ったことがあると婆さんから貰ったペンダントに語る癖がある。
7センチほどの白き珠と真ん中に太陽に当てると輝く白光鱗の珠は、はめこまれたペンダントは、リア姉さんにとっては、大切な宝
魔法や、人の言葉色々な物を教えてくれたかけがいのない物を失い声を出さないで泣いている私のそばにいてくれた。
『泣いてばかりいると天国にいるお婆さまにわらわれますよミレイ、お姉ちゃんもそんなこと望んでないし…』
………
一筋の燐光が落ちる音もなく静かに私を驚かさないように……
庭の外にクラウ・ソナス同様の国宝級の秘宝アテナ・オブ・ハーツが私のそばでぴくりとも動くことなく目の前に立っていた。
『泣かないの、いつも強い子でしょ?マスターから次にあなたに仕えるように言い渡されています、ミレイ・アルカディアあなたは、私を使ってくれますか?』
アテナオブハーツのコアが私に語りかける……
『聖輝龍パラス・アテネ』と言われた輝きの龍が作り出した意思ある聖なる杖
前は、大好きなあの人の物を私が受け継げと杖が言う
「どうするのかな?ミレイ、あの子が君を次に選んだ……いま幼い君の選択は、後々出してもかまわない、納得答えを出してください」
あいつが私の頭をなぜ優しく言う
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