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「あ、うん、ただいまやけに今日は、素直だな?」
クラウは、照れながら私と母さんの間に座る。
「三年ぶりね、龍族の私達には、わずかな時だけど、またあなたに会えてうれしいわカレン」
クラウの背中に手を置くといつも通りだけど優しい母さんがいた。
一人立ちしてから永いとき経っているがそれでも大事な娘なのだろう
「カレン姉さん、お酒飲みますか?久しぶりの祝杯と言うことで」
マッコリの酒瓶を持ってクラウのそばに置かれたコップに注ぐ
「カレン、帰ってくるなら連絡ぐらいよこしなさいよ、いままで何もなかったから少し心配したわよ?あ、あいつに連絡しないと」
ミーナ様が顔を赤くしてうれしそうに言う
「ああ、ミーナ、それなら大丈夫、昼の時に会いに行ったから、連絡取れなかったのは、ごめん色々あってな」
私の肩を持ち、いつもの話し方のクラウ
「こんばんは、カレン姉さんあとおかえりなさい」
アテナオブハーツを背中にせおったアイリ様がドアを開けて入ってくる。
「アイリス、こんな遅くまで起きてるなんて……まぁどうやら大きくなったんだな旅立つ前は、小さかったのに」
私の顔をみた後クラウの足の下に座るアイリ様いつもここがアイリ様の指定席だったけ……
「そんなに小さかったでしょうか?」
そっと私の手を持つと不満そうに言う
「あのときは、あなたが14歳だったから小さかったかもねアイリス」
母さんがフォローするように言う
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