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ミーナ様は、まだ銀貨を数え、アンナ様は、豪勢振る舞いの夕食を食べ終えプリンに手をかけていた。
「アンナ様、明日は、朝の8時半頃に屋敷を出てバーバラの酒場に行きたいと思うのですが……」
見習い騎士の鎧を未だ着たまま機嫌がいい今のうちに明日のことを発言する事にした。
「別にいいんですけどその堅苦しいの脱いだらいかがですか?もうじいやとばあやと私たちしか居ないんですから」
アンナ様からまともな発言食べているときが、彼女らしいのかも
「そうじゃぞミレイ、アンナ様の言うとおり鎧脱いでこんかい」
シンパオ・アルディージャ
私の祖父で、『神鉄の槌』といわれるほどのどんな鉱石からも見事までの武具を鍛えてしまう鍛冶屋
でも頑固者だから気に入った人にしか撃たない主義である。
そしてもう一人、ばあやというが、そこにいるのは、若々しい少女、それもそのはず長命といわれる龍族だからだ。
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