春よ、来い。
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僕の家のような「ビンボー士族」は、生活が苦しい。 だから、母さまは奉公先からいろんなものを送ってくださった。 いつか、トーキョーのお羊羮を送って下さった時、僕は手を付けなかった。 『いらない!』 そう言って、部屋を走り出た。 甘いものなんて、めったに食べれなかったけど、母さまが帰って来てくれないんだもの。 だから、いらない。 僕はお羊羮より母さまがいい。
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