まさかの幻想入り

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数分後、階段を登って行くと門らしきものが見えた。 どうやら、なんかの建物らしいが……行ってみるか。 俺はその門にあと何歩と言う所だった。 その時であった。 「そこの人間、止まりなさい!!」 すると、俺は誰から声を掛けられてしまった。 「俺に何か用か?」 俺は声が聞こえた方を向いて見て言う。 そこには、緑の服を着ている少女いた。 だが、物騒な事にそいつは刀を二本所持している。 「ここは冥界です!! 貴方みたいな人間が来る所ではありません!! 今すぐに立ち去りなさい!!」 どうやら、ここは冥界らしい……。 と言う事は死んだのか、俺は? でも死んでいなかったら、何でこんな所にいるんだ? まあいい、それは後の話にして、物は試しだ! 俺は少女に対して挑発的こう言ってみた。 「もし、嫌だと言ったら?」 すると、少女は片方の刀を抜く。 「なら、無理やりでも帰ってもらいます!」 そう言った少女は俺に向かって刀を俺に向けて振ってきた。 「やろうって言うのか……。 面白い、その勝負受けてやるぜ!!」 俺は階段を駆け下りながら、南蛮太刀【鮫斬】を取り出して斬りに掛かったが、それは少女の刀で抑えられてしまった。
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