まさかの幻想入り

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今回のは、ちょっとデカイくらいでどうした事も無かった。 俺は奴の尻尾に斬り掛かる。 しかし、その攻撃には気付かれてしまい、俺の攻撃は空を切る。 さらには、奴が反撃といわんばかりに、俺に爪でひっかいてくる。 奴の爪には毒があり引っ掛かれたら、毒を受ける事になってしまう。 「甘めぇよ!!」 俺はその攻撃を回避して奴の体を斬り掛かる。 奴と戦って五分が過ぎただろうか……。 奴の攻撃を途中、何回か毒になってしまったが、瀕死状態ではないからまだ大丈夫であった。 すると、奴は急に鳴きだし、こちらに向かって走ってきた。 いわゆる、狂走をしかけてきたのだ。 「狂走か……だが甘めぇな!!」 それを回避して奴から一旦離れた。 すると、そこに一人の声が聞こえた。 「ルーク、離れて!」 「了解!」 俺は亜種から離れるのを確認するとそいつは亜種に向かって矢を放ったのだ。
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