まさかの幻想入り

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<水没林・エリア2> 俺らは2番にやってきたのだ。 このエリアは奥広いエリアであり林の左行けば1番、に右に行けば3番に行けるエリアだ。 俺らは3番の方からやってきた。 すると、ロアルドロスの方もこちらに気付き、警戒し始めた。 そしてこの時、俺は肝心な事を忘れていたのに気付いた。 「スノウ、ちょっとアイツに攻撃して俺から目を放してくれないか?」 「いいけど、どれぐらいかかる?」 「30秒」 「了解したよ!」 スノウは俺のために時間稼ぎを始めた。 短い様で長い30秒間の時間稼ぎを……。 俺は直ぐ様にポーチから砥石を取り出して旋風連刃【裏黒翼】を磨ぎ始めた。 スノウは弓で攻撃し、ロアルドロスの気を引いていた。 だが、ロアルドロスがいきなりこっちを向き、走ってきて襲いかかってきた。 「ルーク、そっちに行ったよ!」 「え?」 しかし、俺は磨ぎ終わり直後だったので、何も対処出来ずにだった。 結果、俺は攻撃をまとも食らってしまいエリア外まで飛ばされてしまった。 そして、何かに落ちてしまった。 「ルークゥゥゥ!!」 スノウの叫びが段々遠くなっていった。 そこで俺の意識が途絶えた。
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