プロローグ

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 結果どうだったかって? 遅刻したよ、だってどう頑張っても間に合わないだろ?? 「おはようございます、ゆうや。 やはり、今日も遅刻したんですね」 こいつは、斉藤祐樹(サイトウユウキ)。 スポーツ万能、IQ200もある天才だ。 おまけに、ルックスは男の俺が見てもかっこいいと思えるぐらいのイケメン。ちなみに俺の双子の弟。 そして俺は、斉藤悠也(サイトウユウヤ)。祐樹とは違って、運動神経も普通、勉強も普通、ルックスも極々普通のどこにでもいる高校生1年生。ほんとに同じ腹から生まれてきたのか?って感じだ... 「だって朝ダリィいし~」 「本当に悠也は朝が苦手ですね」 祐樹は苦笑いでそう言った 低血圧だし仕方ねぇだろ... 「まぁ、いいです。 そういえば悠也、鍵持ってくるの忘れまして…」 マジか...、マジですか...... で、俺の鍵を渡せってか? 「いいえ、まぁ僕としては不本意ですけど一緒に帰ってもいいですかね」 さすが双子。俺の聞きたいこと、よくわかっている でも一緒に帰るのはなぁ... 「じゃあやっぱ、祐樹に鍵渡しとくわ~」 「ありがとうございます」 祐樹は話すことだけ終わるとすぐに席に戻った キーンコーンカーンコーン ガラガラ 「おーす お前ら席につけ」 ...。 授業ダリィし寝るか...
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