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「君は誰だい?」僕が尋ねたら
「私はルミナエル」と嬉しそうな声が返ってきた。
「そのルミナエルさんが僕に何のようですか」僕は訝しげに訊ねた。
その子ははっと取り乱して、「私はこんな所にいてはいけないの」等と言って泣き喚く事限り無い。
「どうしたんですか落ち着いて下さい。冷静になって、無理に筋道立てたりしなくていいから思うままを教えて下さい」
「実は私は天使なのです。天の神様の所にいました」
それはこんな話だった。
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