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―都内某所。
冬柴健太です。
便利屋「TASK」に勤めています。
店長は秋雨大輔さん。
諸事情あって車椅子生活です。
「健太、ヒマだな」
大輔さんが、コーヒーをすすりながら話しかけてきました。
「依頼こないですねぇ」
僕は適当にあしらいました。
「…今、適当にあしらっただろ」
バレました。
「すみません」
僕は平謝りでその場をしのぎます。
「今のも平謝りだな」
お見通しです。
大輔さん怖い。
僕はヒマなので、とりあえず事務所を掃除することにしました。
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