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───沖田と結城の部屋───
部屋の空きはないし、小姓だしってわけで沖田さんと同室になり戻ってきたけど.....
「はぁ。。」
隊士に女の子がいなかったことのショックはちょっと大きかった。
「どうしたんですか?
そんなに女子がいないのがショックなんですか?」
ため息はついたけど、なんでそこまでバレるかな。
「そんなに私ってわかりやすいですか!?」
「自覚なしですか。とっても顔に出てますよ。
女子が抱きたいって」
沖田さんはケラケラと楽しそうに笑ってますけど....
「ちょっ。そんな...抱きたいなんて思ってませんよ。」
女の子同士で抱き合いたいなんて思っうわけないのに。
全然分かってないじゃん!
「ぷっ....冗談ですよ。相変わらずいい反応しますね。」
相変わらずってことは...昔から私は沖田さんにからかって遊ばれてたの!!?
「もう!いつまで笑ってるんですか!明日朝早いんだし寝ますよ!」
半分ふて寝状態で布団に潜ったけど、まだ沖田さんが笑ってるのが聞こえる。
そういえば沖田さんって問題児みたいなこと言われてたけど、全然そんな感じはしないよな。
考え事してる間に眠りに落ちていった。
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