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「結城ー。起きてよー。」
「まだ眠いー。」
..........ん?
誰が私を起こそうとしてるんだ?
はっ!!!
「お....おはようございます!」
慌てて飛び起きれば、少し拗ねたような顔をしてる沖田さんに見下ろされていた。
昨日の出来事すっかり忘れてた。
普通は小姓が先に起きないとまずいよね。
「もう!結城は僕の小姓でしょー?」
「あはは。ごめんなさい。
これから朝稽古でしたっけ?」
「うん!久しぶりに手合わせしようよ♪」
すでに準備の済んでいた沖田さんには先に道場に行ってもらい、私も急いで着替えて道場へ向かった。
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