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「あ....あの....沖田さん?
これはどういうことですか?」
道場に着くとそこには沖田さん以外の隊士達が立ち上がれず倒れていた。
「だって結城が来るの遅いからー」
そうか!私が寝坊なんてするから。
「ごめんなさい。。って、もう少し手加減してあげて下さいよ!
こんなんじゃ審判もいないじゃないですか!」
審判がいないことにガッカリしていれば、道場の入り口の方に人の気配が近付いていることに気が付いた。
「おいおい。そういう問題じゃないだろ。」
振り返ると起きたばかりなのか、眠そうな土方さんが呆れ顔で立っていた。
これは丁度いい!
「「土方さん審判お願いします」」
沖田さんも同じことを思ったみたいで、二人の声が合わさった。
───はぁ。と、ため息をつきながらも道場に入ってきた土方さんはどうやら審判をしてくれるようだ。
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