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「テメーふざけんのもそれぐらいにしとけよ!!」
蹴られてショックを受けて潰れてたアホが勢いよく立ち上がって私に殴りかかってきた。
「ふざけてなどいません。見下してるだけですよ。」
私は親切に笑顔で本音を教えてあげると、女子を自分に引き寄せてアホの攻撃を避け、そのままアホの背中に蹴りをいれた。
再び潰れた蛙のできあがりだ。
いい具合に通行人が野次馬になり、アホのアホさ加減を周りの者たちに知ってもらうこともできた。
もうこれで被害にあった女子に手を出そうって気にならないだろう。
これ以上アホの相手は疲れるから、女子を野次馬たちに紛れさせてあとは逃げることにしよう。
「じゃあな!アホ男。」
まだ倒れているアホに声をかけてこの場を離れようとしたが、アホとは違う男に後ろから肩を掴まれた。
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