一人目 男A 私17歳

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17歳高校2年生でした。 当時携帯電話人口が徐々に増え始めており、私もやっと親に許しをもらい携帯電話というものを手にいれました。 初めて携帯電話を持てたことに尋常ではない喜びを感じ、友達と意味もなくメールや電話をして携帯ライフを楽しんでいました。 しかし、毎回同じ友達とのやり取りにもだんだん飽きてきました。実際、同じ学校のなかでのやりとりなのでそんなに話すことがあるわけがなく、お金がかかるメールなんかではなく学校で話せばいいじゃんという考えになっていました。そしてついにはワンギリというよくわからない行動にでていました。 そんな中友達からメル友を募集しているサイトがあると教えてもらいました。今で言う出会い系サイトです。 そのころは今に比べて出会い系が広がり始めたころだったせいかそれほど危険性も言われていなかったので高校生の私でも簡単に利用できました。 何人かにメールを送りましたが、誰一人と続く人はいなくあまり楽しさを感じられませんでした。 ある時ふと、自分から投稿してみようと思い実行しました。 投稿したとたん何十通ものメールが届きました。なんだか自分がものすごくモテている様に感じうれしさが尋常ではありませんでした。しかし何人かの男性とメールしましたが、ほとんどの人が会ってホテルに行こうという内容でした。 私はまだまだ初心だったのでそんな言葉にうまく返答ができなく、何人もいたメル友たちはいなくなっていきました。 そんな中唯一ずっとメールをしていた男性がいました。 彼が私の始めての彼氏です。
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