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水葉の後を追いかけると、そこには『パーティーハウス』と大きく掲げられた看板が目に入った。
「へー、オモチャや食べ物に文房具……、それにコスプレの衣服やクラッカーまである」
中は左右どこを見ても物で溢れかえっており、多種多様といろんな物が置いてあった。
「ん？こ、これは………！？」
俺はたまたま目に入ったある物を手に取った。
それは全身ピンク色で出来ており、秋葉原が映ったテレビでよく見かける『ご主人様、何でも言うこと聞きますにゃん！』とメイド服を着た女の人が言う罰ゲームで頭につけているあれにそっくりだ。
「ここは猫耳カチューシャなんて物も売っているのか！」
こんなところに普通に置いてあるなんて、時代は進歩してるんだなぁ。
「それにしても安物にしては良くできてるなこれ」
もし、仮にこれを水葉にでもプレゼントしたらもしかして……
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『才賀！わ、私……才賀の言うことなら、な、何でも聞くにゃん……』
『お、お前……』
『は、はいあ～～ん！』
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「ぐふっ！や、やべぇ……、それは威力ありすぎるだろ！」
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